令和7年7月9日10時より施餓鬼大法要を執り行いました。
令和5年より4回シリーズでお話している住職が四国遍路を歩いて回った際の法話は、第3回「菩提の旅」編となりました。伊予愛媛県で40番観自在寺から65番三角寺までの巡礼で起こったエピソードをご紹介しました。参列の皆様には、施餓鬼檀へのお焼香後、住職が四国遍路でお参りした際に、各お寺の大師堂脇でいただいたお砂を踏む”お砂踏み”をしていただきました。お砂踏みは、現地に行かずとも、四国遍路お参りの功徳をいただき、お大師様とご縁を結べるといわれております。お砂踏みの最後には、彫刻家 桒山賀行作で住職が背負って同行二人を体現した弘法大師像を間近で参拝いただきました。
大法要では、近隣寺院のご住職方に参集いただき、住職がご本尊不動明王のご加護をいただく修法を行った後、施餓鬼壇にて水施餓鬼の修法を執り行いました。参列者の皆様と一緒に檀信徒祖霊と三界萬霊のご供養を行うことができました。
檀家の方には加持した施餓鬼塔婆ができましたので、お墓参りの際に墓地へ建立ください。