”慶びの聖地” 白部山慶性院
当山は開山以来400年以上の歴史を有し、江戸時代に編纂された新編武蔵風土記稿では医王寺として紹介されていた真言宗豊山派のお寺です。
ご本尊は、お不動さま(不動明王)で、奥の院には特に眼病平癒のご利益があるお薬師さま(薬師如来)をお祀りしております。
3つの巡拝霊場札所に指定されており、壇信徒の方だけでなく、霊場参りの方も多くいらっしゃいます。
・多摩新四国霊場 第四十一番札所
・奥多摩新四国霊場 第七十八番札所
・狭山三十七薬師霊場 第三十六番札所
本年春のお彼岸は3月17日(日)~23日(土)までとなります。お彼岸は墓参を通じてご先祖さまに日ごろの感謝を伝える大切な行事です。また、日常生活ではついつい乱れがちな自らの行いを改めて正すことを実践する修行の期間でもあります。ご先祖さまのご加護の下、「六波羅蜜」といわれる6つの心得を実践し、心豊かな日常をお過ごしください。
【六波羅蜜の心得】
布施:自分の持っているものを分け合い、優し心も分け合いましょう
持戒:正しく生きることを仏さまと約束しましょう
忍辱:嫌な時も怒りに任せることなく、耐え忍びましょう
精進:どんな時でも怠けずに励みましょう
禅定:心を静かに落ち着けましょう
智慧:真理を見抜く力を磨きましょう
お彼岸期間中、当山では本堂前にお茶をご用意いたします。
お墓参りの後、暖かな春の風に吹かれながら一休みください。
本年もお釈迦様の誕生日である、4月8日に灌仏会(花まつり)を行います。当日は眼病平癒にご利益があるといわれる、奥の院薬師如来の御開帳も行います。是非ご参拝ください。
・日時:令和6年4月8日(月)10時~15時
・内容:奥の院薬師如来御開帳 10時~15時
住職法話 11時30分~
檀信徒の皆様に支えられて、大正11年(1922年)に始まった村山貯水池建設に伴う芋窪への移転工事が竣工してから100年を迎えました。工事直後に発生した関東大震災で少々歪んだものの、大きな損傷を受けることなく本尊様を護り続けている本堂も移築100年を超えました。当時雑木林の中だった当山周辺も宅地化が進みましたが、境内の中には当時の樹木も生き生きと残っています。ご参拝の際には100年前の姿を想像してみてください。
山内鐘楼にて参拝の皆様に鐘を撞いていただいておりましたが、鐘の音に対する苦情が届いております。警察に対して複数回の通報もあり、当面の間行事を除いて参拝者の方の撞鐘を中止いたします。楽しみに参拝いただく方も多くいらっしゃることとは存じますが、ご理解の程お願い申し上げます。
2019年6月発行の『04 御朱印でめぐる 東京のお寺』に続き、2021年4月発行の『37 御朱印でめぐる中央線沿線の寺社 週末開運さんぽ』にご紹介いただきました。
学研出版さんの深堀記事『御朱印さんぽで、運気をアップ!!』もご紹介します。
中央線沿線というには少々距離があります。ご来山の際は、立川駅から多摩モノレールをご利用ください。
多摩モノレール沿線情報誌「たまもの」2017年1月号(Vol.114)の『御朱印めぐり』でご紹介いただきました。
駅でお手にとってご覧ください。
また、多摩モノレールのWEBサイト上にあるバックナンバーからもご覧いただけます。