山内の見所

水天像

東大和市重文水天像

慶性院の水天像は、江戸時代後期に当山第19世である慈賢和尚が建立したものです。

水天は、世界を守護する十二天のひとつで、水難除けや雨乞いの祈願の対象となるため、池や川のほとりに建てられることが多く、芋窪移転前は上石川の畔で水護りとして祀られていたものと思われます。

水天像は全国的にも例が少なく、都内に存在する三基のうちの一基であることから、昭和58年(1983年)に東大和市より市重宝に指定されました。

白山大権現

白山大権現

境内鬼門にお祀りしている白山大権現の鎮守社です。白木の鳥居は古式に則り、1本の樹から建てられたものです。

当山山号の由来である白山大権現ですが、芋窪移転に伴い長らくお宮がなくなっておりました。平成8年(1996年)5月に当山第26世光弘和尚により復興され、今再び境内をお護りいただいております。



おつげ乃樹

おつげ乃樹

境内参道脇にある「おつげ乃樹」は珍しい柘植の人面木です。お参りの際には、手を合わせてみてください。語りかけてくれるかもしれません。

鐘楼

鐘楼

大師堂の奥に鐘楼があります。毎年大晦日には除夜の鐘を行っており、檀信徒のみならず参拝者皆さんが鐘を撞いていただけます。



奥の院 薬師堂

鐘楼右側に建っているのが奥の院「薬師堂」です。薬師如来立像を中心に日光・月光菩薩と十二神将が祀られております。

当山の薬師如来像は「善名称吉祥王如来」といい、薬師如来がご利益を発揮する時の化身の一つです。作者や年号の記録がなく、正確な時期は分かりませんが、作風から安土桃山時代の作と思われ、当山開基の頃に造られたものと推測されます。

毎年4月8日の花まつりでは御開帳を行い、そのお顔を拝んでいただくことができます。また、檀家の方にはお薬師様に五穀豊穣・諸人快楽をご祈願したお札を頒布しております。

移転記念碑

記念碑

大師堂の脇にある記念碑は、当山が村山貯水池建設に伴い移転したことを記すものです。総本山長谷寺第58世能化・真言宗豊山派2代目管長・大正大学2代目学長を務められた権田雷斧大僧正が書かれた文が彫られています。